公益社団法人日本パッケージデザイン協会は、同協会が主催する学生向けのアワード「日本パッケージデザイン学生賞2025」の最終審査を2025年10月28日におこない、入賞作品28点を発表、大賞1点、金賞2点、銀賞2点、銅賞2点、企業賞6点、審査員特別賞15点（銀賞、ツジカワ賞はダブル受賞）を決定した。

パッケージデザインの新しい魅力と価値を学生とともに発掘・伝播していくことを目的に開催される同アワード。第4回となる今回は「FUN」をテーマに、オリジナリティのあるパッケージデザインのアイデアが２カ月間募集され、全国の大学・専門学校から858点の応募があった。

今回大賞に選ばれたのは、専門学校桑沢デザイン研究所2年生の陳楠楠の作品「食べごろ動物園」。熟成が進むにつれて現れるバナナの「シュガースポット」と呼ばれる茶色い斑点が、動物の模様のように見えるシール型のパッケージを考案。バナナの色の変化を楽しみながら、食べごろがわかる作品となっている。

https://student.jpda.or.jp/