「TOKYO ART BOOK FAIR 2025」が、東京都現代美術館で2025年12月11日から14日までと12月19日から21日までの2週末に分けて開催される。

同イベントは、国内外の出版社やアーティストが一堂に会し、アートブックやZINEの魅力を伝えるブックフェア。週末ごとに出展者を入れ替えながら、各週約280組、合計約560組が出展する。

ひとつの国や地域に焦点を当て出版文化を紹介する企画「ゲストカントリー」の第9回ではイタリアを特集。イタリア企業とデザイナーの出版の歴史を紹介する「Marchette」や、デザイナーのブルーノ・ムナーリらの絵本を多数刊行する出版社Corrainiによる展示「Toc toc. Bruno Munari 1945: dentro i libri!」など、同国の出版文化をひも解く展示をおこなう。

また、写真家のホンマタカシによる作品展「SONGSーものが語る難民の声」ほか、ブルーノ・ムナーリ、中村至男、デヴィッド・ホーヴィッツによるイベントオリジナルのラッピングペーパーを使った梱包サービスをおこなう「BOOK WRAPPING CORNER」も登場。そのほかトークショー、ワークショップ、サイン会、ライブパフォーマンスなど多彩なプログラムを展開する。

https://tokyoartbookfair.com/