北川一成がデザイン、平和を呼びかける「ヒロシマ・アピールズ」2025年...
北川一成がデザイン、平和を呼びかける「ヒロシマ・アピールズ」2025年...

北川一成がデザイン、平和を呼びかける「ヒロシマ・アピールズ」2025年版ポスターが完成

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言葉を超えて“ヒロシマの心”を訴えるポスターを制作し、国内外に向けて平和を呼びかけるキャンペーン「ヒロシマ・アピールズ」。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が広島国際文化財団、ヒロシマ平和創造基金とともに実施している同キャンペーンの2025年版ポスターが完成し、7月9日より販売をスタートした。
同キャンペーンポスターは、毎年、JAGDAを代表するデザイナー1名がボランティアで制作している。本年度版を担当したのは、2024年にアートプロジェクトのデザイン「KAMIZU」で第26回亀倉雄策賞を受賞した北川一成。北川は、「戦後80年。平和の願いをこめて白の空間に墨の五文字、『PEACE』の言葉を描きました。両面表のポスターになっています。クレジットが鏡文字の白い『空』間は、くう、そら、あく、あける、から、むなしい、すく、うつろ、の言葉を表しています」と語っている。
ポスターは、広島平和記念資料館(原爆資料館)、広島市現代美術館、JAGDA事務局(東京)、JAGDAオンラインショップなどで1枚1,100円(税込)で購入可能。また、東京ミッドタウン・デザインハブで8月7日まで開催中の「日本のグラフィックデザイン2025」展、7月14日から25日まで広島・中国新聞社本社1Fロビーで開催される「ヒロシマ・アピールズ ポスター展」ほか、国内外で展示される。
「ヒロシマ・アピールズ」ポスター2025(デザイン:北川一成)