ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉
ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉
ザ・キャビンカンパニー「童堂賛歌メインビジュアル」2024年 作家蔵
千葉市美術館にて、「ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉」が2025年1月13日まで開催しています。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
ザ・キャビンカンパニーは、大分県由布市の廃校をアトリエにし、絵本や絵画、立体作品、イラストレーションなど、日々さまざまな作品を生み出している阿部健太朗(1989-)と吉岡紗希(1988-)による二人組のアーティストです。2009年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を発表。絵本『だいおういかのいかたろう』(鈴木出版、2014年)で日本絵本賞読者賞を受賞し、2024年には『ゆうやけにとけてゆく』(小学館、2023年)で第29回日本絵本賞と第71回産経児童出版文化賞を受賞するなど、数々の高い評価を得てきました。絵本はもちろん、2年にわたり絵を担当した「こどもの読書週間」ポスターによって、二人の作り出す独特の色彩と力強さを持つ作品のイメージは、子どもたちにとってますます親しみ深いものになっているといえるでしょう。
一方で、彼らの活動は絵本の分野にとどまらず、新国立劇場ダンス公演 Co. 山田うん『オバケッタ』の舞台美術(2021年)を手がけるほか、「NHK おかあさんといっしょ(Eテレ)しりたガエルのけけちゃま」のキャラクターデザインと美術制作を担当、歌手あいみょんの「傷と悪魔と恋をした!」ツアーパンフレットの表紙及び本文挿絵を制作しています。また、地元大分では、大分県立美術館とJR大分駅の共同企画「OPAM at Platform of Oita Station」(2021-2022年)において、ホームの元喫煙スペースの中に設置された巨大な作品《キメラブネ》が、絵本やアートに馴染みのない人々からも注目を集め、SNS上でも大いに話題になりました。
展覧会のタイトル〈童堂賛歌〉とは、本展のためにつくられたことばです。「飽きることなく何十回でも何時間でもすべり台で遊び続ける、子どもの時間のとらえ方や感覚に象徴される「童」と、本屋や薬局、駄菓子屋などの店名にも使われるお堂の「堂」=「万物を受け入れる」という意味が組み合わされています。展覧会は7つのテーマの部屋で構成され、まるで空間が大きな1冊の本になったようなしかけが満載です。
本展では、活動初期から現在までの膨大な絵本原画の数々に加え、立体造形、映像作品などを一堂にご紹介します。ザ・キャビンカンパニーの多様な魅力に満ちた作品を身体全体でお楽しみください。
【関連イベント】
●新春の獅子舞+飴細工の実演販売
日時:2025年1月4日(土) 10:00
会場:1F さや堂ホール
観覧料:無料
出演(獅子舞):登渡神社登戸神楽囃子連
出演(飴細工):花輪茶之介
料金:飴1本につき500円
●美術館ボランティアスタッフによるギャラリートーク
日時:会期中の毎週水曜日(2025/1/8を除く) 14:00~
※水曜日以外の14:00にも開催することあり
※混雑時には中止する場合あり
会場:8F 企画展示室
定員:先着15名程度
参加費:無料(要展覧会チケット)
開催期間 | 2024/11/16(土)~2025/01/13(月) |
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時間 | 10:00~18:00(金・土は20:00まで/入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 12/29~2025/1/3、1/6(第1月曜日、年末年始は全館休館) |
入場料 | 一般1,200円/大学生700円/小・中学生、高校生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 |
参加アーティスト | ザ・キャビンカンパニー |
会場 |
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会場電話番号 | 043-221-2311 |
会場URL | https://www.ccma-net.jp/ |
詳細URL | https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/24-11-16-25-1-13/ |